今朝、築山を眺めていて閃きました。
用務員さん築山の流れてきた土を上に上げてくれるために削ってくれたことで出来た溝がありました。「そこに水流したら川になるなー。」と思い井戸水のホースを伸ばして水をためていました。
余っていたスノコで橋を作り川の完成です。登園してきた子供達は嬉しそう。そして年少さんはすぐに裸足になって遊び始めました。もうほとんどの子が靴のまま水の中に入っていかなくなりました。だんだん靴が濡れると困ることが自分でわかってきたみたいです。
ある子がおもむろにタケノコの皮を浮かせて遊んでいました。最初は船だったようですが、他の子から「魚釣りがしたい」と言う声が出たので、これはチャンスと思い急いで釣竿を作りました。
気づいたら魚釣りが大盛り上がり。
年少さんは糸を垂らして「魚が釣れた」と嬉しそう。でも実際は釣れていないのでイメージを膨らませて遊んでいるごっこ遊びです。
年長さんはなんとか釣ろうと頑張っています。
この女の子はどうやったのか、カゴいっぱいに釣っていました。すごい数です。
その後、年長組の男の子から「糸だけじゃ釣れないんじゃない?」と言われて、じゃあ一緒に針が付いた釣竿を作ろうということになり、クリップをつけた釣竿の完成。
年長組らしい発想です。こんな風に環境に対して主体的に関わりながらイメージを膨らませたり、工夫しようとするというのはとても大事なことです。
一つの遊びからたくさんの育ちが見られました。これからどうなっていくのかが楽しみですね。