本日で第2学期が終了しました。
行事が沢山あった2学期。子ども達は行事に向かう中で沢山の成長をしました。
「行事の日」があったから成長したのではなく、行事に向かう「プロセス(過程)」の中で、色々な喜びや挑戦、工夫、葛藤などを乗り越えて行きました。
それぞれの子どもで、登る山は違います。でも、山を登りたいという思いは一緒です。
保育者はそれを上から引っ張るのではなく、下から支えていく役割です。時に、子どもが登ろうとした山が低くて、簡単に登れてしまった場合、保育者がもう少し高い山に登れるのでは?と言います。
時には登る山を複数人で決めて、協力しながら頂上をめざしたりもします。年長組のお遊戯会はまさにそうでしたね。
途中であきらめそうになっても、助けてくれる仲間がいたり、迷った時には地図を出してくれる先生がいたり・・・。
大事なのは自主的に登ろうとする事です。「この山に登るからね!」と言われて、強制されて登っても、楽しくないし達成感もありません。
子どもの自主性を育てるためには、自分で山を選択し、試行錯誤しながら登りきる事が大事です。
そんな保育をしながら、子ども達の生きる力を育てていきたいと思っております。
2学期は行事が多い中、沢山のご協力を頂き誠にありがとうございました、これから寒さがどんどん厳しくなります。お体にはお気をつけ下さい。良い年末年始をお過ごしできますように・・・
また1月7日に皆様にお会いできる事を楽しみにしております。